時代おくれの男やね〜出逢いかぁ〜

  • 2014.05.17 Saturday
  • 09:54
JUGEMテーマ:人生論
五月の朝は清々しい。木々などの植物に限らず様々なものが芽吹いてくる季節。家の猫達も日だまりで早速ゴロニャーンとしている。一匹などお腹を上にして特に気持ち良さげだ。こんな季節こんな日は人間だって動物に変わりはないから気持ち良くなってお腹を上にしてゴロニャーンとしたくなる。そして,世界中の人や動物,植物,その他諸々のものが幸せであればって,柄にもなく願い事をしたくなる。小生の尊敬する人物の一人に暗殺されたジョンレノンがいますが,こんな時はいつも彼の名曲「イマジン」が心に響き渡り,彼の世界観が現実化したらどんなにか素晴らしいのにって,叶わぬ思いを抱いたりする。みんな,目をつぶって考えてごらん,国境も,民族も,宗教も,その他何の隔たりもない世界に,みんなが平和に暮らしている姿を…ってね(でも,現実は違うよね。悲しいけど,世界のあちこちで紛争があり,対立がある。)。小生は,前回,小生が50歳を過ぎてもバンド活動を続けている決定的なもう一つの要因について,次回に回しますとのことを書きましたが,その前に,バンド活動の源泉となるものには,何と言っても音楽の持つ世界共通の強大な魅力があると確信しています。実際,小生自身,大好きな音楽に何度危うい所を助けられたことか!その度に,なんて音楽って素晴らしいんだろうって感動を新たにする。そうなんです。小生は,最初に普通のオヤジですがと自己紹介しましたが,実は今でも小心者の典型人間であることは,生来的なものなのであるのか,中学時代までいじめ(特に陰湿な言葉)を受けたことでのトラウマなのか分かりませんが,落ち込んだ時には,他人の前ではなるべくひょうきんに振る舞う反面,一人になると極端に内向的かつ自虐的になり何度となく自殺を考えたりしました。だから,小生に音楽がなかったらって考えると,これを書いてはいないかもしれません(またも湿っぽくなってすいません)。それから,今後も,自分のことを小生と書くことをお許し願いたいと存じます。何せ,ホント「小」心者の「生」き物なので。

そんなことで,今回の本題である前回の宿題,バンド活動を続ける「もう一つの決定的な原因」について触れておきたいと思います。これも,小生にとっては,まさに「後悔先に立たず」「後の祭り」その他どんな表現を多用しても過去は取り戻せないことを思い知らされる,このブログを是非立ち上げたいと思った重い出来事なので,暗くシリアスな記事になることは承知の上で正直にかつ赤裸々に取り上げておきます。このブログをたまたまご覧になられた方には御了承をお願いします。
あれは,小生が大学に入った間もなくのことに端を発するので,もう30数年以上前に遡る。前回も書いて今回のことでもお分かりのとおり,小生は非常に小心者なので大学に入った当初などは周りの女子大生と会話するのもままならない状態(男子校卒ゆえもあるのか)だったので,ましてや,小生が人目惚れしてその彼女の一挙一動にも常に関心を抱いていた人となど会話できようはずなどなかった。でも,同じ学部で,サークルの部屋も隣どおしだったので,彼女が「おはよう」って素敵な笑顔で言えば,小生も「おはようございます」って顔を少し硬直させて返答する程度の言葉は交わしていた(これは会話とは言えないけど)。そんな日々が数ヶ月続いた後,同級生の友人から聞いて,彼女が小生と同郷であり,よく知っている女子校の卒業生だということも分かった。そこで,その友人が小生の彼女への恋心を知っていたので「仲介してあげるか?同県だから話も合うんじゃないのか?」って持ちかけて来た。まるで,これからお見合いするような状況になり,この弱気な人間でも少し前向きに成りかけた。そんなとき,サークルの先輩が「お前とじゃ〜釣り合いがとれねぇぞ。彼女は足が長くてスタイルいいから」って,嘲笑した感じで横槍を出して来た。その先輩は,普段気軽に話せるいい人なので,何の意図もなかったのだろうが,この言葉で,小生の前向きに成りかけた気持ちが一気にしょげてしまった上に,まるで,心は牢獄に入れられた死刑囚のごとく固く閉ざされ,もうその後彼女とは挨拶を交わす以外に会話をすることはなくなった。何故かって。それは,小生が今でもトラウマって思うように,中学時代までまさに小生の身体的な弱みというか強度の劣等感の素(足が短いなど)を,先生や周りの同級生から毎日のごとく雨あられのように浴びせられたからだ。これによって,「足が…」って聞くだけで心と体が反応して気持ちが萎えてしまう。あの時まさにその状態に陥った。でも,「何か」を彼女からは感じていた。逢うたびに,彼女の「眼差し」が小生に「何か暖かいもの」を常に訴え掛けていたように感じた。いわゆる,視線を常に感じていたのだ。でも,小生には,その本体がなんであったのか,知ろうとする勇気ももう持てず,自分自身でその受信アンテナをも折り曲げていたのだ。そんな経緯で小生は「好き」の一言も言い出せないまま,4年の月日はあっと言う間に過ぎ去った。そして二人とも卒業後就職し,それそれ違う道に歩みだした。小生も,彼女も安定した職業と言われる公務員になり,小生は,その直後に彼女が大学の同級生(小生の良く知っている同じクラスの人間)と結婚したという噂を耳にした。その時の正直の気持ちは複雑であったが,とにかく「彼女が幸せにさえなってくれればそれでいい」って心根になっていた。だから,実際彼女の幸せだけを願って合掌した。ホントに幸せだけを願って!!

しかし,信じられない信じたくない衝撃の事実,小生にとっては後悔してもしきれないほどの悲しみ,憎しみ,悔しさ,表現しようのない混乱に突然襲われることになる。小生は,大学卒業後1,2年位経ったときの刑法ゼミナールの同窓会で,同ゼミの同級生の女性から,目を丸くした顔で「知ってる?」「何を?」という会話からはじまり,なんと,彼女が「入水自殺」したという現実を知らされることになる。主な原因は夫の浮気だという。彼女は,卒業後,すぐに埼玉県の高校教員になり忙しい日々を送っていたらしいが,そんな中,元々女癖の悪かったという夫が結婚直後から別な女性と浮気を始め,それでなくても大変な教員生活の最中,彼女は周囲の親しい友人に夫の浮気のことを相談して真剣に悩んでいたという。しかし,悲劇は起きた。悩み抜いた挙げ句に彼女は湖に身を投じて自殺したのだという。その時の気持ちは如何なるものだったのか,どんなにか胸が張り裂けるほどに苦しかったであろうにと思うと,今でもあの彼女の素敵な笑顔が想い浮かんで来て涙が止まらない!!当然,彼女を死に追いやる原因を作った奴のことは許すことはできない。自分だったら,絶対にそんなことはしないのに。でも,それ以上に,自分に対する自虐の念というか後悔の念の方がはるかに強い!!何故に,大学時代のあの時に「告白」出来なかったのか,その勇気がなかったのか!!と。
さらに,決定的な追い打ちをかけたのが,その同級生が最後に何気なく言った「彼女,本当はあなたのことが好きだったらしいよ。声かけて欲しかったみたいよ。」って言葉だ。小生は,その瞬間,立ちすくんだと同時にその場にうずくまってしまった。その後の会話内容は覚えてもいない。その日は同窓会終了後日帰りの予定だったが,急遽ビジネスホテルを予約して一泊した。そして,その晩は思い切り一人で泣き明かし,彼女の冥福だけをお祈りした。謝罪を繰り返しながら!!これを記している今も彼女がすぐそばにいるようで辛くなる…
これ以来,小生は確信する。彼女の死に報いるのは,一つしかないと。自分があの時勇気が持てなかったが為に言い出せなかったのが全てもの始まり。つまり,小生が,「小生」から抜け出す弛まない努力をすること,自分が本当にするべき意義を感じてやろうと決めたことは,周囲の目や常識になどに捕われずに実行すること,それしかないと。それが,二度とあの時の轍は踏まないことなんだと。そして,今も,「目的あるバンド活動」を続けている。きっと,彼女も応援してくれているに違いないと信じて!!この個人的で赤裸々な記事を読んでくれた方には本当にお礼申し上げます。有り難うございました。

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